活動便り

留学生支援

奨学生卓話 「私のふるさと」

2022年11月29日の卓話

豊中RC 元奨学生 YESIL Emre
卓話担当 宮田 幹二

 私の自己紹介をしたいと思います。私の名前は YESIL Emre です。YESIL の読み方は“イエシル”で緑という意味です。Emre の読み方は“エムレ”で意味は二つあります。一つ目は、アラブ語のアマルで命令するという意味です。二つ目は、昔のトルコ語の“amran”恋人、友達、詩人という意味があります。有名な詩人のYunus Emre も同じ名前です。
 私の祖父は、トルコの田舎町“Ismailhacili”からドイツに渡り、その後フランスの”Strasbourg”に移り住みました。それから、私の家族は”Strasbourg”でフランス国籍を持つトルコ人として生活をしています。私の父(フランス語で Père/Papa トルコ語でBaba)は 53 歳です。母(フランス語で mère/maman トルコ語でanne)は、47 歳です。二人は共にトルコ人で、同じ村で生まれました。私は両親の最初の子どもです。私には弟(フランス語で Petit frère トルコ語でkucuk kardes)と妹(フランス語で Petit soeur トルコ語でbaci)がいます。父の名前はOrhan、母の名前は Songul,、弟の名前はBurak、妹の名前は Seymanur です。私以外の家族はイスラム教徒です。私も幼いころはイスラム教徒として育ちましたが、数年前にイスラム教から出ました。私は、日本の漫画が好きだった父に影響されて、日本の漫画が好きになりました。漫画を通して日本の文化や歴史にも興味を抱き、いつか日本に行ってみたいと思っていました。そのことが、私が日本に来る大きなきっかけとなりました。

 “Strasbourg”は、フランス北東部の、ライン川左岸に位置する。河川港を抱える交通の要衝であります。ストラスブール(シュトラースブルク)の語源はアルザス語で「街道の街」であり、交通の要衝として栄える。かつてはドイツの神聖ローマ帝国に属したが、近世初頭にドイツの混乱に乗じてフランス王国が侵略して併合する。以降、ドイツとフランスが領有権を争った土地として有名である。

 観光スポットとしては、カテドラル (ストラスブール大聖堂)やアルザスの伝統家屋が密集したプチット=フランス地区はユネスコの世界遺産に登録されています。イル川の中洲である周囲 2km ほどの島が都心であり、観光スポットもショッピングスポットもこの中洲に集中しています。16 世紀から続くヨーロッパ最大級にして、最古のクリスマスマーケット、マルシェ・ドゥ・ノエル(アルザス語:en:Christkindelsmärik(キリストの子マーケット))は、11 月下旬から 12 月末まで約1ヶ月間開催され、数百万人の観光客が毎年世界中から訪れる。そのため、キャピタル・ドゥ・ノエルの異名を持ちCNN トラベルで 3 年連続世界一のクリスマスマーケットにも選ばれています。

 私が、豊中 RC にお世話になった 6 か月、皆様のお蔭で勉強に打ち込むことができ、理学博士の学位を取得できましたことを心よりお礼申し上げます。これから、できましたら日本で就職し、日本に貢献できるよう努力していきます。本当にありがとうございました。