活動便り

留学生支援

卓話 「私とロータリー: 日本で広がった世界」

元米山奨学生 バストラススミタ

 卒業後、お久しぶりに卓話をする機会をいただき、ありがとうございました。私は、2021 年から 2023 年の間、米山ロータリー奨学生として毎回の例会だけでなく、家族会や地区大会などを通して、年齢や職業に関わらず、ロータリーアンの方と交流する機会があり、経済、文化、そしてライフスキルなどといった教科書には載っていない知識を身につけることができました。
 豊中ロータリークラブは 【私の第二の故郷】、言い換えれば、我が家のように居心地の良い場所 (Home Away From Home)になっております。また、ロータリーアンの方のご自宅でパーティーや日本文化などに触れ合う機会がたくさんあったため、いつの間にか、ロータリーアンの方と親子のような親しい関係が築けました。ロータリーで学んだ最も大事なことは、社会の流れを読めるようになった自分自身が、社会貢献に協力したい精神を持つようになったことです。
 皆様のおかげで、人とのつながりを大事にして社会への貢献、自己成長の経験ができたこと、それらの経験は私にとってかけがえのない宝物になっております。このように皆様と出会っておかげで、ここでしか聞けないことが聞け、ここでしか学べないことを学んで、私にとっては大きく成長できる場所だったと思っております。これからもこの学びを活かし、さらなる成長を目指していきたいと思っております。
 米山奨学金のおかげで、無事に博士後期課程を卒業することができ、共著者として 2 冊の本を出版することもできました。そのほかにも、お金と時間の余裕があったため奨学生になったとき様々な社会福祉活動をすることもできました。
 現在、尼崎にある専門学校で教職員として勤務しております。今後とも社会人としての責任を持って新たな事にチャレンジしていきたいと思います。時間があるときは、また遊びに参りたいと思います。これまで私に様々な事を教えて下さった皆様やその関係者の方々に、深く御礼を申し上げます。引き続きよろしくお願いいたします。

日本文化体験と旅行を通してロータリーアンの方との交流

ロータリー米山記念奨学金修了式

博士学位授与式