活動便り
米山奨学生卓話「自己紹介」
発表者:米山奨学生 朴 宣映(パク ソニョン)
(米山奨学生カウンセラー:会員 宮田幹二)

皆さん、こんにちは。立命館大学経営学部3 回生のパク・ソニョンと申します。韓国の世宗(セジョン)市出身です。趣味はイラストを描くことやRPG ゲームを作ること、音楽を聴くことで、最近はポップソングを使って英語の勉強をすることにはまっています。また、日本の「ご当地マスコット」にも興味が多く、特に船橋市の「ふなっしー」のグッズを集めるのが楽しみの一つです。
私は2023 年に日本に留学にきました。その前は高校卒業後、約5 年間ソウル市観光協会で働いていました。ちょうどその時期がコロナ禍で、日本からの観光客が大きく減り、旅行業に対する不安感が多くなりました。そのような現状下、日本語をもっと深く学びたいと思ったため、思い切って日本留学を決めました。
立命館大学では1 回生の時に経営学の基礎を学びました。私は文系で数字が少し苦手だったので、統計や経済の授業が特に大変でした。2 回生からは学んだ基礎をもとに自分の専門コースを選びます。商品開発や情報システムなどに興味を持ったため4 つのコースの内、戦略コースに進みました。現在は「デザイン経営」のゼミに所属し、企業をどのようにデザインしていくかという視点から、イノベーションや開発に関して実践的な学びを深めています。
今後は、商品企画や資源の活用、企業戦略といった分野をさらに深く学びたいと思っています。将来的には、日本国内での就職を目指しています。グローバルな視点を持つ企業で、経営学で学んだ知識を活かして新しい価値をつくる仕事がしたいです。そして、迷っている人の「選択肢を広げる」ような存在になれたらと思っています。これは、自分自身がコロナ禍で進路に悩んだ経験と大学での学びがあったからこその思いです。
また、日本国内でのバケットリストは、日本全国の都道府県をすべて訪れることです。今は10 か所を訪れましたが、卒業するまで三重県・奈良県・沖縄県に行きたいと思います。今年のリストは、大阪万博に行くことです。学校のご支援でチケットもいただき、7 月に友人と一緒に訪問する予定なので、今からとても楽しみにしています。
最後に、豊中ロータリークラブの皆様をはじめ、支援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。いただいたご支援は、私にとって大きな励みであり、自信へとつながっています。この出会いや学びを大切に、これからも一歩ずつ成長していきます。ありがとうございました。